・更新履歴
11月11日:初稿
11月15日:「Gastronomic Evangelist」「戦国ドミノ」を追加。
11月22日:「エイジオブディサイプル~大門弟時代~」「愚者の園 Fool's Field」「Improvement of the POLIS」を追加。
ゲームマーケット2017秋に出展されるサークルの中で、
個人的に注目しているところと作品についてピックアップしていきます。
本記事においては両日出展、および土曜日のみ出展のサークルについて取り上げます。
日曜日のみはまた後日で……いや本当に数が多くてしんどいッス。
今回はカタログおよびゲームマーケット公式ブログ等のソースを参照していきます。
なお、あまりにも数が多いので、以下の基準に従って厳選し三段階に注目度を分けます。
★★★ 私の好みに合致した、あるいは合致するであろうゲームもしくはその他グッズであること。
さらに私がすでに予約した、あるいは都合上予約できないができたらしていたもの。
★★ 私の好みに合致した、あるいは合致するであろうゲームもしくはその他グッズであること。
予約するには至らなかったが、購入機会によっては当日購入も辞さないもの。
★ 私の好みとは多少ズレるが気になったもの、取り上げたくなるような魅力があるもの。
なお、ここで言及している「私の好み」に関しては、逆に取り上げる作品の傾向を見て察してください。
(可能な限り角の立たない記述を考えてみましたが結局どこかしらで角は立ちそうなので……)
・両日出展A017-018 Okazubrand 「ねずみ海賊ラッタニア」(★)
ゲムマ公式 サークル特設サイト 対応人数:2~5 プレイ時間:30~45分 対応年齢:10歳~ 頒価:2800円
【所感】アクションの選択を隠した状態であらかじめプロットし、一斉公開でエリアタイル上へ配置。
配置先のエリアタイルに応じた効果を起こすが、効果を得るためには各プレイヤーのコマが
エリアタイル上で連続していなければならず、途中でコマの連続が途切れるとそれ以降の
エリアタイルにおかれたコマのアクションは無効になり、弱いアクションに置き換えられる。
他プレイヤーの動向を読み、プロットの結果で一喜一憂するのが妙味かと推測される。
アクションの実行を行う海賊コマと、補助的な役割がある手下コマがあり、手下コマでも
エリアタイル間の連続は保持できる。これによりアクション不成立が発生しにくいよう
プレイヤーが調整することができる。 さらにアクションで手下コマを買えばより安定するだろう。
その他仲間カードの効果や拡張ゲームで出てくる秘宝カードの影響なども絡み、なかなか
選択肢が多く面白いゲームだと思われる。
B037-38 するめデイズ 「サキヨミ対戦!アニマランブル」(★)
ゲムマ公式 対応人数:4~4 プレイ時間:30分 対応年齢:8歳~ 頒価:不明
【所感】2vs2のチーム戦。ボード上の動物コマを1人1つ担当し、18枚の各自の山札から8枚を
手札とする。毎回手札から5枚を伏せ、1枚ずつ順番に移動や攻撃などの効果を解決していく。
使い終わったカードは山札の下に戻り、次ラウンド用にあらたに山札から5枚を引く。
相手チームの動物コマを倒したときに得られる撃破コインを3枚入手したチームの勝利。
事前の行動プロットにより進んでいくため、タイトルの通り「サキヨミ」が大切になってくる。
チーム戦であるので、単にサキヨミするだけではなく、チームメイトの動きも読む必要がある。
連携がしっかり決まれば気持ちいいし、上手くいかないならいかないで笑いのタネにはなる、
そんな関係の友人と遊べば盛り上がるだろう。 コマが気合い入ってるので子どもの気持ちも
しっかりキャッチできそうですね。
B096 タガミゲームズ 「ブタに神樹は癒されて」(★★)
ゲムマ公式 対応人数:2~4 プレイ時間:60~90分 対応年齢:12歳~ 頒価:4000円
【所感】エリアマジョリティを競う場と、魔石と呼ばれる効果カードを入手や強化する場、
そして得点順位を予想することで勝利点を得られる場があり、限られたチップを配置していくこと
でゲームが進行。4ラウンド終了後、最終得点を算出し勝者を決める。
かなりオーソドックスなワーカー(この場合はチップ?)プレイスメント。
展開が単純にならないように、各要素に絡み合うような別要素が詰め込まれているため、
よくよく考えて行動しないと思うような結果が導き出せない。一筋縄ではいかない所が魅力か。
B099-100 サザンクロスゲームズ 「エイジオブディサイプル~大門弟時代~」(★★)
ゲムマ公式 対応人数:2~5 プレイ時間:30~50分 対応年齢:10歳~ 頒価:3000円
【所感】5冊の本を上手くやり繰りして弟子を卒業させていく。
プレイヤーはラウンド毎に、決められた列から1枚カードを引き取る。弟子であれば自らの
列の先頭に加える。その後、自分の列に存在する弟子たちが要求する本(5色のキューブ)を
1つずつ先頭から与えていく。与えられなかった場合は借財キューブを本の代わりに置く。
(減点対象となる) 弟子が要求する書物マスがすべて埋まれば、その弟子は卒業し、プレイヤ
-が効果を使用できるカードとして別の場所へうつる。(もちろん、最後には勝利点にもなる)
このサイクルを繰り返し、ゲーム終了時にもっとも勝利点の高いプレイヤーの勝利となる。
弟子がもつ特殊効果は便利だが、かといって弟子を大量に迎え入れると本が足りずに借財の数
が溜まってしまう。拡大再生産的な効果を持つ弟子をいち早く育て上げ、効果を用いて更に効率
よく弟子を取っていくのが基本路線だろうか。
C043 ゆるあーと 「ハンザの女王」(★★★)
ゲムマ公式 対応人数:2~4 プレイ時間:30~45分 対応年齢:10歳~ 頒価:3500円
【所感】4つの都市に対する交渉力をカードプレイにより獲得し、また都市にあらかじめ準備された
カードから1枚を手札に加える。決められた回数手番を行えばラウンドが終わり、その際の
決算ごとに各都市の繁栄度に応じた得点を、交渉力の順位に応じてそれぞれ獲得していく。
決算が3回行われた時点でゲームが終わり、最終得点を計算する。
とにかく得点経路が多く、その全てを網羅するのは大変だが、それに見合った面白さはある。
ゲームの進行自体は単純で、2枚の手札から1枚をプレイし、盤面上の都市からカードを1枚
手札に加えるだけである。しかし、どのカードをプレイするか(=都市の交渉力を高めるか)
だけでなく、どの都市からカードを補充するか(=都市の繁栄度を高めるor落とすか)など、
この時点から考えるべきことは多岐に渡る。乱数要素は都市へのカードチャージ、商品キュー
ブの色ぐらいで、ほぼほぼ全ての情報がセットアップ終了時には見えているのも、プレイヤー
の選択によるゲーム展開が尊重されているようで好感が持てる。
C087-088 蒼猫の巣・出張所 「Gastronomic Evangelist」(★★)
ゲムマ公式 対応人数:3~4 プレイ時間:60~90分 対応年齢:12歳~ 頒価:4000円
【所感】変則ワーカープレイスメント。3×3の形に配置されたアクションを実行するカードのにコマを
置き、アクションを行っていく。一度コマを置いたら、そこからタテもしくはヨコの軸にあるカ
-ドにしか次の手番では移動できない(アクションできない)のがポイントで、アクションの計
画を立てながらコマの移動をしていく必要がある。一応、他プレイヤーのコマがすでにあるカー
ドにも、2金ずつ払えば移動することができる。
もう一つ変則的なのがラウンドの進行で、資源を発生させるアクションを行うたびにラウンドが
進む。この時、アクションを行ったプレイヤーだけでなく、全てのプレイヤーが各資源の生産レ
ベルに応じた資源を獲得する。代わりにアクションを実行したプレイヤーは、追加の資源を得た
り、新たなアクションカードを追加で場におけるといった特典が与えられる。
おそらく追加で置かれるアクションカードほど効果が高く設定されているので、そのあたりの内
訳次第かと思われるがなかなか面白そう。後半になれば場が広くなり死にアクションが生まれに
くくなりそうなので、序盤窮屈でも中盤からやりたいことができてくるのではなかろうか。
・土曜出展F005 ペンとサイコロ 「卓上ヘボコン 対戦キット」(★)
ゲムマ公式 対応人数:2~4 プレイ時間:20~40分 対応年齢:6歳~ 頒価:3800円
【所感】ヘボいロボットをつくり、対戦して得点を競うゲーム。ロボットは個人ボード上にタイルを
配置することによって表現される。
まず、ロボットのパーツとなるタイルを集めるフェイズがあり、並べられたパーツから好き
なものを取る。取ったらそこに自分のロボットコマを置き、それ以前のタイルは取れなくな
る仕組み。これを9周行い、タイルを集める。集め終わったらタイマーで時間を計り、制限
時間内に個人ボードにタイルを敷き詰める。敷き詰め終われば、いよいよ対戦。敷き詰めた
タイルから実行できる行動を選択し、ボード上のロボットコマを動かして点数を稼いでいく。
タイル集め、タイル嵌め、ロボット対戦と三つの要素を順番に行っていき、テーマとのマッチ
具合も高い。実在するヘボコンをゲームに落とし込んだと書かれているが、確かにその雰囲気
はしっかり出ている。ロボット製作のタイル嵌めも、制限時間を付けることであえて完璧なも
のから遠ざける形になっているのが面白い。コンポーネントも豪華で、かなり上質な体験を楽
しむことができそう。
F012 Studio GG 「リトルタウンビルダーズ」(★★★)
ゲムマ公式 対応人数:2~4 プレイ時間:30~60分 対応年齢:10歳~ 頒価:3900円
【所感】手番ではボード上にワーカーを配置するか、建造物を建てるかを選択する。
ボード上にワーカーを配置すれば、その周囲8マスの地形や建物を参照して効果を得られる。
こうして得られた資源などを使い、建造物を建てて勝利点や新たな効果を発揮できるよう盤面を
整えていく。ラウンド終了時にはワーカーの維持コストを支払うため、これの調達も必要。
4ラウンド終了時、目標タイルや建造物の勝利点計算、所持金の得点化をして最終得点を出す。
シンプルで骨太なゲームエンジンで、ルールを読むだけで面白いことが伝わってくる。
他プレイヤーの建物も金を払えば使えるので、そのあたりの絡みも考える必要があるのがニクい。
広いマップがゲーム終了時にタイルでいい感じに埋まるので画像映えするのもよさそう。
終盤、建造物が密集したりしてくるところのバランスがどうなるかに一抹の不安を感じなくもない
が、たぶん気のせい。
F016 77spiele 「天下鳴動」(★)
ゲムマ公式 対応人数:2~4 プレイ時間:20~40分 対応年齢:10歳~ 頒価:1500円
【所感】3つのダイスを振り、2つの出目を合計した値を持つ領土へ、残り1つの出目に応じた兵士タイル
を置いていく。全員がタイルを置き終ったらゲームを終え、値の少ない領土から誰が城を取るか
解決していく。各領土1位になったプレイヤーは、隣接する自分の兵士タイルがある領土へ
援軍を送り、その領土の城取りを有利にすることができる。すべての城取りが終わったら、
その得点を合算し、勝者を決める。
ルールだけ見るとかなりすっきりとまとまっている。これ以外に軍略カードという一回だけ使える
特殊効果カードがあるが、その効果解決もスマートだ。ダイスの乱数がものを言うが、一応毎回
1回はすべてのダイスを振りなおせるので、あきらめもつきやすい。そもそも組み合わせの幅
もそれなりに広いのでそこでなんとかなる部分も大きい。
おそらく面白いのだが、残念なことに予約対応はされないとのこと。出展側としては入手は困難
かな……残念。
F017 ガーデンゲームズ 「皇帝なき帝国・新版」(★)
ゲムマ公式 対応人数:2~4 プレイ時間:30~45分 対応年齢:10歳~ 頒価:3000円
【所感】ボード上の都市を支配するために、騎士タイルを配置していく。手番のアクションは3種類あり、
そこから1つを選ぶ。手元から騎士タイルをボード上に配置するか、手元へ騎士タイルを補充
するか、あるいは補充前の騎士タイルを直接ボード上に裏向きのまま置くか。ボード上に置かれた
騎士タイルにより都市が囲まれたとき、都市に隣接する騎士タイルの数に応じて貴族チップの
行先が決まる。また、都市の支配権は隣接する騎士タイルが構成する軍団の武力ポイントの比較に
よって決定する。すべての騎士タイルが置かれたら、貴族チップの枚数による得点と、支配権を
もつ都市が持つ得点を合算し、最終得点を算出する。
都市に関するアプローチの方法が異なる二種類の点数源が存在すること、そして各都市の配置関係
が悩ましさを生み出している。補充する前の騎士タイルのパワーが見えないのも味があるか。
F041 植民地戦争+α 「神倭のくに」(★)
ゲムマ公式 対応人数:2~4 プレイ時間:20~40分 対応年齢:10歳~ 頒価:3000円
【所感】ダイスプレイスメント。個別の能力を持つ大神ボードを選ぶ。サイコロを振り、その出目に応じた
ボード上の場所にサイコロを置き、効果を発揮する。資源を得たり、資源を変換して得点源に
するなどさまざまな効果を使い、6ラウンドが終わった時点で得点計算を行う。
いわゆるプレイスメント系のゲームながら、同じアクションを取れない縛りが人数にもよるが
ゆるそうで、あまり苦しい思いをすることがなさそう。確かに初級者向きとも言えるだろう。
得点経路が狭そうなのが気になるが、この手のゲームの入門ということなら悪くはないかも。
何をすれば勝てるのか、というのが明確な方が動きやすいですし。
G007 空理計画 「愚者の園 Fool's Field」(★)
ゲムマ公式 対応人数:2 プレイ時間:30分 対応年齢:12歳~ 頒価:1500円
【所感】共通の山札が切れたあと、相手より先に手札をなくし早抜けすることを目指す。
プレイヤーは共通の山札から引いた手札を6枚ずつ持つ。先攻から場にカードを配置するか、
場を精算する「撤退」を行うかを選んでいく。「撤退」が選ばれたなら、そのプレイヤーは
場のカードを全て手札に引き取り、6枚のみを手札に残してのこりを捨て山へ送る。一方、
「撤退」させた方のプレイヤーは山札があればそこから手札が6枚になるまでカードを補充する。
精算が終わったら、「撤退」させた方のプレイヤーを先攻として同様にゲームを進行していく。
共通の山札が切れた状態で、手札のカードを先に出し切った方が勝利する。
場に出せるカードはすでに出たカードの辺に書かれているマークと隣接可能なマークを持つカー
ドの辺だけである。そして全体のカードに書かれたマークの割合は不均等であり、つまりは
出しやすいカード出しにくいカード、強いカード弱いカードに分かれている。そのいずれを手札
に残すのか、手札構築をしながらゲームを進行する必要がある。そして山札が切れた後、「先攻」
を取ることが勝敗を決する鍵となる。なぜなら「先攻」が先にカードを配置する以上、手札が同
数なら先に出し切るのは必ず先攻になるからだ。
つまるところこのゲームの妙味は、最終的に勝てるよう手札を構築することと、山札の切れるタ
イミングからいかに勝ち続ける(相手に撤退させ続ける)かという所にあるようだ。
(このあたり、初見で説明書をみたときに見抜けなかったので、製作者様にお手数をおかけして
教えて頂いた部分だったりする。申し訳なし。)
私は予約したが、正直どの程度のキレ味か体験しないとよくわからない部分があるので★1つと
して紹介させて頂く。2人用ゲームは基本買わないが、これは本当に「なんとなく」惹かれた。
G098 Head Quarter Simulation Game Club 「Improvement of the POLIS」(★)
ゲムマ公式 対応人数:2~4 プレイ時間:45~60分 対応年齢:12歳~ 頒価:3500円
【所感】都市国家を運営してVPを稼ぐ、アクション実行型ゲーム。手持ちのダイスを振って(初期2個)
そのラウンドに実行できるアクションを決定する。各アクションには数字が割り振られ、ダイス
目以下の数字のアクションから選択して実行するといった寸法だ。ダイスの数と同数、アクション
を選択できる。さまざまなアクションがあり、さまざまな資源があり、そしてさまざまな要素が
ある。詳細が語られてない要素が多いが、把握すべき要素は多岐に渡る。また、アクション以外
に個人ボードがあり、個人ボードにはいくつかの要素列がある。これをラウンド終了時1段階
成長させることができる。(もちろん、資金が必要だが) 要素が成長すると、リソースやダイス
などが解放されていくといった寸法だ。
とにかく要素が多く、整理するのが大変な印象を受ける。熟練のゲーマー向き、まっとうなゲー
マーズゲームと言えそう。他プレイヤーとの絡みが一切なさそうに見えるが、多い要素の中に
先着のみのマイルストーン要素もあるらしいのでそこでインタラクションが働くと見られる。
しかしこの内容で1時間以内に終わるというのはどういうまとめ方をしているのだろう……
割と気になるところだ。なお説明書は公開されていない。
H006 TDS 「楽園の方舟」および「楽園の方舟・小拡張」 ゲムマ公式 ゲムマ公式2 対応人数:2~4 プレイ時間:30~45分 対応年齢:10歳~ 頒価:2500円、500円
【所感】変則的なワーカープレイスメント。手番に行うことは、メインボードの各列に対し、ワーカーコマ
を2つまで配置するだけ。ただし、配置するコマの置き方に癖があり、1つは列の手前に、もう1
つは列の後ろにそれぞれ詰めて置く。全員が置き終ったらそれぞれのコマを順番に土地カード上
のマスに送り込み、そのアクションを実行する。6ラウンド終了時に各資源の所有量、方舟カード
の建造に関わった度合いを比較し、そのマジョリティに応じた得点を得る。それまでの得点全て
を合算し、もっとも勝利点の高いプレイヤーの勝利となる。
主にマジョリティを競うことになるが、他者との兼ね合いもあるため臨機応変さが求められる。
短時間ながら中量級として十分な思考量・ジレンマを持ち、楽しむことができる作品。
小拡張でカードが追加され、さらにリプレイ性が高まり、方舟の効能も強化されている。
ま、うちのサークルの作品なんですけどねー。面白いのでよかったらぜひお手に取ってください!
H053 ゲームNOWA 「戦国ドミノ」(★)
ゲムマ公式 対応人数:2~4 プレイ時間:30~60分 対応年齢:12歳~ 頒価:3000円
【所感】ドミノタイル配置によるマジョリティ争い。マークが異なるタイル面を2つ持つタイルを4つに
分かれた戦場エリアに置き、各列ごとのマジョリティを取り合う。
まず、手札として持っているタイルから1つを選び、その戦力値を宣言して提出する。全員がこ
れを終えたら、戦力値が少ないプレイヤーからタイルを配置していく。配置にはいくつかルール
があるが、すでにおかれているタイルに、そのマークと同じものを持つタイル面を接して置いて
いくドミノ置きがメインになる。各列が完成するたびに列における戦力の比較を行い、その列の
マジョリティを決定していく。今の戦場が全ての列マジョリティを確定したら、最後に最も列マ
ジョリティを取ったプレイヤーが城のマジョリティを獲得し、次の戦場へと場面が移る。これを
繰り返していき、誰かが勝利条件を満たせばそこで終わり、もしくは終了条件が満たされれば点
数の計算を行った勝者を決めるという形になる。
良い意味でかなり硬派なつくりをしている。おそらく好みが分かれるタイプではあるが、好きな
人はとことん好きになる感じの作品ではないだろうか。じっくり陣取り、マジョリティ競争を楽
しむのが好きな人なら間違いのない一品のように思う。
参考になったと思われましたら、元ツイートをリツイートして頂ければ幸いです。
(自作品の宣伝も含んでますので、より広く拡散したいのです(ド直球))
ご協力よろしくお願いいたします~