これからは参加したゲーム会やらボードゲームカフェで体験したゲームについての感想も載せていきたいと思います。
あくまで私という1ゲームプレイヤーが感じたことを書きますので、「そういう意見もあるのか」ぐらいの軽い気持ちでご覧頂ければ幸いです。
あと今回画像ないです。次があれば写真も迷惑にならない程度に撮っていきたいですねー
(初プレイのゲームはタイトルの左に☆マークをつけておきます。 ほとんど初プレイですけども!)
・☆お邪魔者
有名なゲームですが、初プレイでした。
いわゆる正体隠匿要素のあるゲームで、金塊のあるゴールを目指してカードをプレイし通路をつなげていきます。
金塊のあるゴールへ通路がつながるのが大多数のプレイヤーにとって勝利条件なのですが、一部のプレイヤーはそれを邪魔し続けることで勝利できる訳です。
人数が多かったこともあって、パーティゲーム寄りに和気藹々として雰囲気で遊べてよかったです。
・☆聖杯サクセション
ゲームマーケット2016秋の新作同人ゲームです。
2人用のカードゲームで、基本的には得点を得るために同じ数字のカードを集めていくことになります。
お互いに場に1枚ずつ手札からカードを出していきますが、ある程度目算がついたら場のカードを新しく出したものから5枚引き取ります。
一度引き取るアクションを行ったら、再度手札が補充されるタイミングが来るまではその権利が復活しないので、どのカードを出せば相手が釣れるのか、あるいはこちらの意図を隠して欲しいカードを場に置くかが悩ましいところ。
得点計算をすっ飛ばして3枚集めたら即座に勝利できる聖杯のかけらカードも良い感じに効いているように感じました。
軽くて面白いので、2人で時間調整しなきゃならない時に大変有効なのではないでしょうか。
・航海の時代(☆拡張込み)
ゲームマーケット2016秋に拡張が新しく頒布されたので引っ張り出してきました。
新しい島カード、5人用ルールとコンポーネント、そして新しいギミックとしての「契約」と「書簡」が拡張で加わりました。
このゲームの良いところは公開要素が多く、開始時点でどのような手でゲームを進めるかが想定しやすいところだと個人的には思っていますが、「契約」と「書簡」によりそのあたりのバリュエーションが更に豊富になったように感じます。
特にゲーム終了時に影響を与える「書簡」は、別方面からの得点手段として機能しているように思いました。
拡張を入れた方が私は好きです。
・バトルライン
2人用のカードゲームです。手札からカードを出して9個の木駒を取り合います。
相手より強い役ができれば木駒が得られますが、この「相手より強い役」というのが曲者で、相手の役が確定するまで(あるいはどちらの役が強いか証明できるまで)は木駒が動きません。
なので、強い役が手札で揃うまではカードを出したくないのですが、必ず1手番に1枚をカードをどこかに出さなくてはなりません。
非常に苦しいゲームなのですが、それが気持ちよくなってくるのです。私もこういう適度な苦しさは好みです。
戦術カードという特殊な効果が使えるものもありますが、使わない方が好みかな……
いずれは戦術カードも使っていきたいですね。
・王と枢機卿
名作と名高い2~5人用の陣取りゲーム。
カードをプレイして、対応する色・マークの土地に修道院や枢機卿を送り込み、その数や繋がりに応じて勝利点を獲得します。
他プレイヤーの動向を見て、自分だけが点数を伸ばすようなコマの配置を心掛けなければいけません。
テーマ性は薄いのですが、その分ゲーム本体の持つ鋭さ、独特のエグさが如実に出ていて大変面白く感じました。
ちょっと得点計算が煩わしいところがありますが、それもまた味かなあというところで。
・宝石の煌き
いまだに人気の衰えない、ゲーム会定番ゲームみたいな風格を持つ2~4人用ゲームです。
セットアップを済ませてしまえば後のやることは簡単で、「場から宝石を取るか・宝石を使ってカードを買うか・カードを予約するか」からいずれかを選んで実行するだけ。
これを繰り返して、カードに描かれた勝利点を15点以上集めたプレイヤーが出たらそのラウンドでゲーム終了、という按配です。
やることがシンプルで、カードに描かれた宝石分だけ次から購入に必要なリソースが減る拡大再生産要素があるため気軽に買い物が楽しめるというところが、いわゆる初心者の方にもウケる点かなあ。
あとはやっぱり宝石チップが触ってて楽しいのが大きいですね。
結構好き。
・レジスタンス・アヴァロン
多人数で遊ぶ、正体隠匿系のゲームです。こちらは前述のお邪魔者よりも、より「人狼ゲーム」に近いものになります。
あらかじめ配られた役職カード(自分だけが確認できます)に従い、2つの陣営に分かれて任務の成否を競います。
「人狼ゲーム」と比べて途中脱落がない、一発逆転要素があるなどより遊びやすいものになっています。
必要人数もこの手のゲームにしては抑えめなので、まだ卓が立つ希望が持てるのがいいところです。
2回プレイしましたがどちらも役立たずのまま終わりました。
正直苦手なジャンルのゲームではありますが、プレイしていて楽しかったのでまた機会があれば挑戦してみたいところです。
・☆フィルムを巻いて
ゲームマーケット2016秋の新作同人ゲームです。
共通の場に並べられたカードを手札に引き取って、それと同じ枚数だけ手札から自分の場にカードを配置。
色ごとにカードの数字が降順もしくは昇順になるように配置しなくてはならず、配置条件に満たないカードは裏向きで失点になります。
一見ゆるゆるに見えますが、このゲームはプレイ中手札の順番を自由に入れ替えられず、また自分の場に出せるカードも手札の手前から順番に出すとルールに定められています。
そのため、本来繋がるカードがあっても、安易にそれを取るのではなく、手札の順番から失点にならないよう考えて取らなくてはならないのです。
このあたりの縛りが効いていて、ままならない感覚や、上手くマネージメントできたときの喜びを感じることができる作品です。
ベストショットボーナスが早期に完成する割に高くて強い、場のリフレッシュタイミングの関係で後手番が不利、サンセット処理に関するあれこれ等、多少気になることはありましたが、大変おしゃれで楽しいゲームだと感じました。
・☆リカーーーリング
ゲームマーケット2016秋の新作同人ゲームです。
カードを配り切り、手札からカードを場に出していきます。
最初は1枚、次はそのカードよりも数字が小さいか、あるいは同じ数字(もしくは文字)ならなんでもいいので1枚多くカードを出さなくていけません。出せなければパスしなくてはいけませんが、一度パスしたらそのラウンドはゲームから除外されてしまいます。
カードを出せたら、前のプレイヤーが出したカードをそのまま手札に引き取ります。これを繰り返していき、1人を残して他が全員パスしたら、その時点で場に残ったカードが1枚1点(特定のカードは0点)として最後まで残ったプレイヤーの得点になります。
誰かの手札がなくなったらそのラウンドでゲームを終了し、もっとも得点の高いプレイヤーが勝利します。
2回プレイしましたが、個人的には勝負するか降りるかのタイミングを計るゲームであるように感じました。
どれだけ大量に同じ数字のカードを持っていても、結局は前プレイヤーの出した枚数+1枚までしか出せない点がとても悩ましく、面白い状況を作りだしています。
一方で、早い段階で勝負手を返されるとその時点でゲームの大勢が決まりかねないなど、ある種の危うさを内包しているゲームであるようにも思えました。
ある程度ゲーム慣れしているプレイヤー向けかなあ。
ラベル:ゲーム感想